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LAN(TCP/IP)でRS232C機器に接続して送受信する方法がありますが、ここでは、 もっと遠く(インターネット)や携帯からRS232C機器を制御する方法をご紹介します。 ここで紹介する方法は、メールを使用してRS232C機器を制御する方法です。 メールでRS232C機器を制御する場合、RS232C電文の送受信ごとにメールをやりとりする事は 現実的で無いため、メールの送受信は１往復(開始指令と終了応答)のみとします。 つまり、 1.指令メールを受信する 2.RS232C機器を制御するバッチファイルが動き 3.結果をメール送信する の３段階の処理の流れになります。 以下に３段階の処理の流れを実現する方法を記述します。 1.指令メールを受信した時にバッチファイルを実行する方法 指令メール実行というツールを使用すると特定のメールを受信した時にバッチファイルを実行 する事が出来ます。使用方法はこちら(メール受信時にプログラムを実行する方法)です。 2.バッチファイルでRS232C機器を制御する方法 コマンドライン通信(RS232C)というツールを使用するとバッチファイルでシリアル(COMポート) 電文の送受信が出来ます。バッチファイルのサンプルはこちら(コマンドライン通信方法)です。 3.バッチファイルの実行結果をメール送信する方法 ファイル監視人またはＰＣ状況メール通知(PcEvMail)というツールを使用するとバッチファイル が出力した結果ファイルをメール送信する事が出来ます。 使用方法はこちら(ファイル更新時にメールで通知する方法)です。 インターネット時代はメールを使用した要望が増えてるのかも知れません。 機器を操作するのは危険を伴うため、遠隔操作には向かない場合が多いと思います。 対象機器の異常時の対処方法を十分検討した上で遠隔操作する必要があると思います。 簡単で危険度の少ないRS232C機器ならこの方法でも十分な制御が出来ると思います。 ちなみに、LANでRS232C機器を制御するためには TCP/IP-RS232C中継機やUDP/IP-RS232C中継機がお試し頂けると思います。 |