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TCP/IP対応の機器は通常、複数のパソコンから接続出来ると思いますが、それぞれ別々の要求電文/応答電文で 通信する事になると思います。 ここで紹介するツールは１台のパソコンで要求電文を送信し、複数のパソコンに応答電文を同報返送するポート共有ツールです。 TCP/IP-TCP/IP中継機はTCP/IPとTCP/IPの通信ポート中継(TCPポート共有)、送受信電文のログ表示/保存するツールです。 TCP/IPクライアントからの複数接続がある場合は、電文が全てのTCP/IPクライアントに同報送信されます。 ＜関連ツール＞ TCP/IP-UDP/IP中継機はTCP/IPとUDP/IPのプロトコル変換(UDPポート共有)、通信電文のログ表示/保存するツールです。 TCP/IP-RS232C中継機はTCP/IPとRS232Cのプロトコル変換(COMポート共有)、通信電文のログ表示/保存するツールです。 UDP/IP-RS232C中継機はUDP/IPとRS232Cのプロトコル変換(COMポート共有)、通信電文のログ表示/保存するツールです。 TCP/IP-TCP/IP中継機の使用方法を以下にご紹介しますのでお試しください。 ＜前提条件＞ TCP/IP機器(サーバー側)の代わりにTCP/IPテストツール(TCP/IP-TCP/IP中継機に同梱)を使用します。 PC側アプリケーション(クライアント側)の代わりにTCP/IPテストツール(TCP/IP-TCP/IP中継機に同梱)を使用します。 １．TCP/IP機器(TCP/IPテストツール)を起動し、サーバー待機します。  ２．TCP/IP-TCP/IP中継機を起動し、TCP/IP機器(TCP/IPテストツール)に接続します。  ３．PC側アプリ(TCP/IPテストツール)を起動し、TCP/IP-TCP/IP中継機に接続します。  ４．PC側アプリ(TCP/IPテストツール)からTCP/IP機器(TCP/IPテストツール)に電文を送信します。  ５．PC側アプリ(TCP/IPテストツール)から送信された電文がTCP/IP-TCP/IP中継機で中継されます。  ６．PC側アプリ(TCP/IPテストツール)から送信された電文がTCP/IP機器(TCP/IPテストツール)に届きます。  ７．TCP/IP機器(TCP/IPテストツール)からPC側アプリ(TCP/IPテストツール)に電文を送信します。  ８．TCP/IP機器(TCP/IPテストツール)から送信された電文がTCP/IP-TCP/IP中継機で中継されます。  ９．TCP/IP機器(TCP/IPテストツール)から送信された電文がPC側アプリ(TCP/IPテストツール)に届きます。  |